黒豆茶とは・・
黒豆茶は、おせち料理などに使われ、昔から身体に良いと言われる栄養豊富な黒豆を、焙煎して香ばしいお茶にしたものです。黒豆茶は、黒豆に含まれる大豆イソフラボン・アントシアニン・サポニン・レシチン・ビタミンEなどの栄養素を摂ることができ、ノンカフェインなので身体にやさしく、香ばしい味と香りで、小さなお子さんからお年寄りまで、家族みんなで普段のお茶や麦茶代わりに気軽に飲めるお茶です。黒豆茶は、近年、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンや、目に良いとしてブルーベリーなどで有名なアントシアニンが黒豆の皮に豊富に含まれている等、その栄養と健康効果で注目を浴びています。黒豆茶は、黒豆の栄養を簡単に効率的に摂れる健康茶です。
■黒豆(くろまめ)
一般に黒豆の名で親しまれるこの豆は、大豆の仲間であり、正式には黒大豆といいます。原産は中国で、古くから漢方薬「黒豆衣」として、その効能は知られるところでした。なにしろ古代中国の医薬書「神農本草経」には、黒大豆が病気の治療に用いられていた記述があるほどです。漢方では、黒豆は身体の成長や発育、生殖をつかさどり、腎を補うものと考えられてきました。そしてその薬効が、皮の黒さに起因するということも古来理解されていたようです。
黒さの源になっている物質は、アントシアニンという色素で、ブルーベリーに含まれることでも有名なポリフェノールの一種です。 もちろん大豆そのものの栄養価の高さは広く知られているとおりです。大豆パワーとアントシアニンの効果を兼ね備えた黒豆は、最強のヘルシーフードといってもよいでしょう。
黒い食品といえば、ごま、のり、ひじきなど、ぱっと思い浮かべただけでも身体によいものばかり。中国では古来、黒豆、黒ごま、黒松の実、黒かりん、黒米を『黒五類』として特別に珍重したという記述もあります。先人たちは、経験値から黒い食品の効能を見抜いていたのです。はたして近年になってから、それらが実際、科学的にも正しかったことが次々検証されています。
■日本の黒豆(くろまめ)
現在日本で栽培されている黒豆の代表的な品種には、兵庫県篠山市で生まれた「丹波黒」と、北海道の「中生光黒」などがあります。質の高さでいえば、「丹波黒」が最高といわれています。100粒の重さが80gもあり、粒の大きさは大豆の中でも世界一。色、艶、煮上がりの風味のよさも最高。また、味の面だけでなく、栄養価の高さにおいても、通常の黒豆を上回るというデータもあります。長時間煮ても皮がはじけないという利点もありますが、それも皮がしっかりと弾力にとんでいるためでしょう。その分、アントシアニンも豊富に含まれているのです。
丹波黒の品質の高さは、育った土地柄にあります。丹波といえば、大納言、黒豆などの豆類、栗、松茸、お茶など、良質な農産物で知られる土地柄です。丹波とは兵庫県の篠山、氷上郡、京都府の3都市の総称ですが、なかでも黒豆の産地は篠山市になります。その昔に湖だった土地は、今でも鍋底のような盆地で、周囲の山々や森林の栄養分がすべて流れ込み、粘土質。丹波黒は、その肥沃な土壌と、昼夜の激しい寒暖の差がつくりあげた自然の名品なのです。
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